「 櫻乃庵日記 」

今年も大仏様に甘茶を献納

今年令和4年4月から東大寺別当にご就任の橋村公英様にお世話いただいて大仏様に甘茶を献納させていただきました。コロナ禍でまだ一般の人に振舞うことはかなわないようですが、東大寺に献納させていただくことは光栄なことです。

奈良の茶粥セット「おかいさん」

昔から奈良の庶民に愛されてきた食べ物茶粥「おかいさん」のセットを売り出しました。

決してグルメ料理とは言えませんが、ヘルシーで素朴な食感はまた食べたくなります。

東大寺のお水取りのお坊さんも毎晩夜食に食べておられます。

今年も東大寺に甘茶を奉納

4月8日のお釈迦様の誕生日(仏生会)に使われる甘茶を今年も東大寺大仏殿に奉納させていただきました。東大寺の橋村執事長がお経を上げてくださり私が焼香させていただきました。今年はコロナ禍故お釈迦様の立像にかけてもらうだけで参拝者に振舞うことは止めて幼稚園や病院で使うとのことでした。疫病退散を願って大仏建立を企図された聖武天皇の思いをいまのコロナ禍で甘茶に託したい気持ちでした。 

宇治田原の極上玉露をお届けします

去る11月11日、宇治田原の銘茶生産者勝谷健士(かつたにけんじ)さんにお目にかかり、茶畑を見せていただきながらお茶作りに取り組んでおられるお気持ちなど伺ってきました。10年前に脱サラ、今では3,5ヘクタールの茶畑を経営しながら良質の玉露を生産、農林水産大臣賞も受賞しておられます。苦労話などを聴きながらこの方の「さみどり」という品種の玉露を弊社で販売させていただくことになりました。

ご希望の方はご連絡ください。80グラム2,500円(税別)でお送りいたします。

茶畑を背に勝谷さん(向かって左)と

奈良産甘茶の誕生!

5年前から「大和高原甘茶栽培協議会」を立ち上げて栽培をはじめた甘茶がようやく収穫できるようになった。連休期間中の9月20日、21日両日6人のボランティアによって摘み取りから乾燥、揉捻、発酵などの過程を経て30キロ弱の生葉から7キロ余りの甘茶を作ることができた。昨年から試行錯誤を繰り返し努力してきた結果で嬉しい。これから仲間の知恵を借りながら新商品を作る、楽しみである。

コロナ禍でのお茶農家の苦悩

コロナの終息のメドが立たないどころか、感染者の急増を受けて世界中がまだ不安の真っただ中にあります。

そんななかで、お茶を生産している農家さんも甚大な被害を受けています。飲食業界、ホテル、旅館の需要減が影響していつも買ってくれる問屋が茶葉を買わない、そのうえ、価格が例年の半値以下、もうお茶作りを止めようかという人、在庫を抱えて困っている農家がいっぱいです。弊社は創業以来経営方針の一つが、良質の日本茶を作っているお茶農家を励ますことであります。新たな販路を求めてお茶農家とともに歩み頑張ります。

近鉄デパートで新茶を販売します。

新型コロナウイルスの感染者がようやく減りつつある中で、非常事態宣言も解除され、近鉄デパートも全館営業再開となりました。
弊社は、今年も近鉄百貨店 奈良店の地下1階大和路コーナーで6月3日から9日までの1週間、出来たてほやほやの一番茶を販売させていただきます。
ステイホームでご家族団欒の時間も多くなっているのではないでしょうか?
ご家族皆様で新茶の味をお楽しみいただきホッコリした時間を過ごしていただきたいと存じます。
 良質の大和茶を作り続ける生産農家三人のお茶飲み比べも如何でしょうか?
 近鉄デパートの大和路コーナーでお待ちしています。